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​オリジナル楽曲紹介

A楽曲 Les Amis Proches楽曲

Explanation:我々人間の生きる社会に昔から密接に関わっている「自然」と「音楽」。この曲では「無我夢中で音楽の道を走り、時には独りになり、時には挫折し、そして世界の大きさを知る小さい子供の様子」を「大自然を駆け巡り、その大きさを実感する様子」に重ね、重厚感とスピード感をもって表現。

From composer:この曲はもともと「大きな世界に生きるちっぽけな自分」をテーマに、ジャズバンド用の楽譜として中2の頃に書き始めました。当初のイメージはフィンランドの森と湖。それから国内外を旅し原曲を完成させました。音楽は時間の芸術といわれていますが、ある意味人生も時間の芸術だと思います。中学時代、特にこの活動において、前を向いて走り続けた自分も曲とリンクさせ楽曲を描きました。このころは作曲もまだ習っていなかったので感性だけを頼りに(それこそ突っ走って)描いたのですが、結果息が合わなければうまくいかない大きな一曲に仕上がり、Les Amis Prochesの一曲目に相応しい曲になったかなと思います。

 ところでですが、夏目漱石の「三四郎」という本をご存知でしょうか?本文中に次のような表現がありました。「自然を翻訳すると、みんな人間に化けてしまうから面白い。崇高だとか偉大だとか、雄大だとか。」自然を人間化した言葉ではなく、目で耳で、肌で感じられるような曲に仕上げました。 (鳥居)

Grander World - Taisei Torii
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【a1】Grander World

作曲  :鳥居大誠
編曲  :Les Amis Proches
プリモ :鳥居大誠
セコンド:安藤諒一

EXPRESS - Taisei Torii
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作曲  :鳥居大誠
編曲  :Les Amis Proches

プリモ :鳥居大誠

セコンド:安藤諒一

【a2】EXPRESS

Explanation:止まらない列車、止まらない音楽。速度を上げる列車、速度を上げる音楽。一定の伴奏ではまっすぐに突き進む列車を。スピード感や曲の明るさを変えてトンネルへ内の列車を。曲の後半では、二拍目にアクセントをつけて、トロッコ風に飛びだすような細部の様子まで表現。

From composer:音楽を楽しむことをモットーにしている僕たちですが、音楽の何が僕たち人間を楽しませているのでしょうか。曲調、抑揚、いろいろあると思いますが、今回はテンポ感に着目しました。『テンポが速すぎず遅すぎず、身近なテンション』ってなんだろうなぁ。」と、電車内で考えていた結果、「あ、電車!」と思いついたのがこの曲を描くきっかけです。口ずさめて、かつ自然に体が動くような一曲をつくりたかったので、簡単なフレーズと走りたくなるテンポで楽しい一曲に仕上げました。普段はピアノを前にして作曲をしていますが、この曲は実際に電車に乗って体感したものを楽譜に起こしました。「今トンネルに入って、今トンネルを抜けて……、、、。」この列車は今、どんな場所を走っているでしょうか。イメージしながら聴いてみても面白いと思います。今日から「電車を見たらLAP」ですよ!笑 (鳥居)

ν LIFE - Taisei Torii
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作曲  :鳥居大誠

編曲  :Les Amis Proches

プリモ :鳥居大誠

セコンド:安藤諒一

【a3】νLIFE

Explanation:新学期、新学年、新学校。春はいろんなことが心機一転始まる季節。歌のように流れるメロディ、テンションのあがるコード進行と伴奏、颯爽と歩きたくなるテンポ感。そして春の桜の降る空を表現したソロ。「新しく」をテーマにドキドキとワクワクを曲で表現。

 

From composer:朝、ネクタイを締め、髪型をチェックし、戸を開け放ち、風を切って早歩きをし、桜の香が混じる春風を体で感じるような曲をイメージして描きました。高校生になった僕たちにも「LAPの活動を再開」という新しい人生が始まり、この感動をどうにか曲にしようとしました。自分の好きなコード進行を使い、"じっとしてはいられないような感情"をそのまま曲にぶつけました。この曲を描くにあたって、初めに桜をイメージしたソロから描きはじめました。そのため最初は感動系の曲になるかと思っていましたが、高校一年の新入生合宿の行きのバスでハッキリとした富士山を見て、νLIFE自体の曲のイメージが変わりました。この曲につけた初めてのタイトルは(セカンドライブにかけて)「セカンドライフ」だったのですが、心機一転と言いつつタイトルが老後みたいと相方に突っ込まれまして(^-^;笑 「新しい」があふれているようなタイトルにし、若々しくLAPらしいノリの曲に仕上げました。 (鳥居)

α-alpha - Ryoichi Ando
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作曲  :安藤諒一

編曲  :Les Amis Proches

プリモ :鳥居大誠

セコンド:安藤諒一

【a4】α-alpha

Explanation:「α」ギリシャ文字の頭文字。先頭。一番はじめ。ライブコンサートなどの「オープニング曲」をテーマに作曲。無音の空間に一発の単音が響くところから始まり、明るい長調で頭に残りやすいメロディーに繋げ、三拍子になり、転調し、アドリブが入り…と、バラエティに富んだ華やかな楽曲。

From composer:物事はすべて始まりが大事。ライブの第一曲目にふさわしい曲を目指して、細かな部分まで綿密に作りこみました。ブザーが鳴り、ホールが暗転し、しばしの沈黙の後、僕らが入場、そして始まる第一曲目!…という情景をイメージし、無音の会場にたった一つの単音を響かせ始まるということを思いつきました。「α-alpha」という堅い名前にも合うように、ピアノ楽曲ではあまり無い少し機械的な構造を意識し、でも耳に残って離れないようなメロディーにすることを心がけましたが、どうでしょうか…?「α-alphaといえばこのフレーズ!」がパッと出てくるようにわかりやすくかっこいいテーマにしたつもりです。また、両手での同音連打や黒鍵グリッサンド、一人が席を立ってのアドリブソロなど、僕ら独特の演奏スタイルをたくさん盛り込みました。
ちなみに「α」に対応するアルファベットは「A」。実は、この曲はA major、minorを基調とし、2度ある単音連打もA(ラ)の音なのです!^ ^ (安藤)

作曲  :鳥居大誠

編曲  :Les Amis Proches

プリモ :不定

セコンド:不定

放課後の道 - Taisei Torii
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【a5】放課後の道

Explanation:「授業が終わり、委員会が終わり、部活が終わり…疲れ切った学校からの帰り道。」をテーマに即興演奏。楽譜はない。速くなるか遅くなるか、明るくなるか暗くなるか、曲は止まるのか。
どんなことが起こるか分からない人生を極限までなぞった曲。

 

From composer:高校生になり、放課後の帰り道。「作曲をしようかな~」なんて考えていると、ついマイナーな曲ばかりできあがってしまい……。なんででしょうか汗  「日頃の疲れなのかな~」などと帰宅途中に考えながら、歩くテンポに合わせて主題を描きました。マイナーで少し重めのメロディーですが、決して憂鬱にはならない音楽。ライブでは何か演出付きで弾いてみたいなと思ったり。クラシックピアノではあまり見られないのが即興技。(幻想即興曲も即興と言いつつ「楽譜あるやん」と思ったり。笑)テーマ(主題)とストーリーだけを共有して、それ以外は二人のアドリブ能力に任せるといった、LAP界では新しいスタイルの演奏。弾いてみなければどんな曲になるかは僕たちにも分からない曲。どうしても失敗を考えてしまうので、ある意味恐怖ですが、それがこの放課後の道って曲の面白いところなのかなと思っています。セカンドライブで初めて弾きましたが、本当に予想していなかった展開で終わりましたね汗 (鳥居)

farewell - Taisei Torii
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作曲  :鳥居大誠

編曲  :Les Amis Proches

プリモ :安藤諒一

セコンド:鳥居大誠

【a6】farewell

Explanation:長い旅路などの別れに言いかわす言葉。「farewell」は「さようなら」という言葉が意味的には一番近いだろうか。シンプルなコード進行とスッキリしたアドリブは、今までの活動を思い出させ、歩いてきた道のりをゆったりとしたテンポ感と三拍目の重心で表現。高音域の涙腺を刺激する主題、「まだ終わらせない……」という気持ちを込めた最後のフェルマータ。LAPで初めてのバラード曲。LAPの演奏を聴いていただける方への感謝の気持ちを込めて作曲。

 

From composer:単純なフレーズ、単純な伴奏で、どこか癒やし慰めるような曲として描いたのがはじめです。ある程度の流れやアドリブなどは編曲の段階で付け足して、だいぶ整理はされていますが、メロディー自体は実は、全て中2の時に描いたものです。心地よく流れるような穏やかなこのメロィーは当時の僕にしかかけなかったかもしれません。そして編曲の段階から「お別れ」というイメージを沿わせていきました。微かな希望を感じさせるようなプリモのアドリブソロは曲と曲のつなぎとして挿入し、僕にはできない(?!)美しいアドリブが聴けたと思います。笑 是非リラックスした環境でお聴きください。きっと日頃の疲れも飛ぶでしょう笑 (鳥居)

Orion - Ryoichi Ando
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作曲  :安藤諒一

編曲  :Les Amis Proches

プリモ :鳥居大誠

セコンド:安藤諒一

【a7】Orion

Explanation:オリオン座の形。星座の形をなぞるように作曲。曲の中間部ではオリオン座の周りの星々も描き、冷たい空気感なども含めて冬の空を表現。この曲では基本2、3、2のリズムを中心に曲を動かし、オリオン座を直接的に表現。LAPでは初めての静かな曲。

From composer:都会の夜空では星があまり見えません…。でもそんな中、くっきりと形の見える星座「オリオン座」。鳥居君みたいに目にした情景や感じた刺激をそのまま曲にしてみたいと思っていた時に、考え事をしているときの癖でふと上を見上げたらあの形が目に入り、神秘的な静かな曲を作ろう、と思ったのがきっかけです。オリオン座ならではの曲にするために、2、3、2の星座の形をそのままリズムに変えてたくさん盛り込み、聴く人の印象に残るように心がけました。星空を見上げながら聴くと心地よい曲を目指しましたが、いかがでしょうか。

 実は、LAP楽曲で初の、聴いてくださった一般の方によるアレンジ演奏をしていただけた曲でもあります!!ピアノ伴奏にバイオリンでOrionのメロディを演奏していただけました! (安藤)

Nonames - Ryoichi Ando
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作曲  :安藤諒一

編曲  :Les Amis Proches

プリモ :鳥居大誠

セコンド:安藤諒一

【a8】Nonames

Explanation:2人が中学一年生の時に作った曲、安藤の「No Name1」と鳥居の「No Name2」。ハイテンポで一定伴奏の特に取り柄のないこの2曲の主題を組み合わせて作曲。「No Name1」と「No Name2」のコード進行は基本的に同じで、サビに入るタイミングも全く一緒。「最初の調とテンポをそろえて同時に演奏すれば、いい感じにあうね」と二人で話したのがNo Namesを描くきっかけ。全然違う曲を作っているように見えて、二つが一つになるとマッチする音楽。まさに理想のLAPを表した一曲。

 

From composer:No Name1は、まだ作曲についての知識も何もないころ、導入したての作曲ソフトをポチポチといじっていたら出来上がった曲です。好きな曲を聴きながら、かっこいい部分を耳コピしようと頑張っていたころを思い出します。ちなみに「No Name」という名前も自分でつけたのではなく、できた曲を保存しようとしたときにソフトの仕様でデフォルトが"noname"だっただけなんです笑 それに番号をつけて保存していたのがきっかけです。実はこのnonameシリーズは今も増えていて(タイトルが思い浮かばないだけ)、今では6あたりまで来ています。TOPページで流せる曲はNo Name6だということは内緒です!笑 (安藤)

 

From composer:中1の頃に安藤さんが創った「No Name1」を聴いて、続編みたいな感じになればなーと「No Name2」を描きはじめました。「どういう旋律、展開なら自分が満足するかな」ってことだけを考えていて、相方のかっこいい曲を受けてつくった僕の曲は、どこか病み付きになるような独特な曲になりましたね。この二人の第一作目から既にそれぞれの個性がお互いの曲に出ていて、おもしろいなぁって思います。ユーチューブに上がっているので、ぜひ聞いてみてくださいね!ちなみにここだけの話、No Name1もNo Name2も難しかったり手が足りなかったして弾くことはできないんです笑 (鳥居)

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